2015年05月08日

vasaalで平治の乱 その1

保元の乱シナリオに続いて、メインの平治の乱シナリオをプレイする。

初期配置は保元の乱シナリオと似ていて、洛中に源氏側、洛外に平家側が布陣しているが
平家側は紀伊など地方ボックスから援軍が上洛してくるので
保元の乱シナリオと違って、戦力的にはバランスが取れている。
下の写真で、マップ右端の赤いユニットが集まっているエリアが平氏の本拠地の六波羅邸。

清盛軍記 4.png

シナリオは乱本番の半月ほど前の、三条殿襲撃の段階から始まる。
史実では信西は京から脱出した後、宇治田原で捕殺されるが
ゲーム内では六波羅邸に逃げ込む前に、鴨川の河原で討ち取られるだろう。
余談になるが、もし信西が生き延びて清盛がその身柄を保護していたら
信西憎しの藤原経宗、藤原惟方や源光保、源頼政ら二条近臣グループが
清盛と手を組むことはなく、歴史が変わっていた可能性が高い。

ゲームでは信西は調略能力を持っていて
生き延びると史実を無視して反信西派を次々と調略してくるだろうから
速やかに討ち取らなければならない。
このあたり、いくら当代きってのインテリだからといって
嫌われ者の頼長や信西に調略能力を持たせるのってどうよ、と思わなくもない。
また、かつては平治の乱は信頼&源氏と信西&平氏の構図で説明されることが多かったが
実際に平氏と組んだのは、最初に信頼と組んで信西を倒した二条近臣グループである。
その意味では双方から敵視されていた信西は最初から登場させなくてもいいのではないか。

この平治の乱シナリオは、史実の平治の乱のシミュレーションではなく
三条殿襲撃の際に後白河が逃亡に成功し
六波羅邸に駆け込んだらという仮想設定のシナリオと思われる。
(ただそうだとすると、後白河や清盛が経宗ら二条近臣を調略しても寝返らせるのは困難で
むしろ信頼と源氏が寝返る可能性の方がまだあり得たんじゃなかろうか)。
ちなみに史実では、後白河は御所へ連行された後、反対方向の仁和寺へ脱出しており
その後も寵臣である信西を殺害した二条近臣の動きとは一線を画している。
したがって後白河は本来、平治の乱シナリオではオミットしても差し支えない存在だ。

あるいは、六波羅邸に初期配置される後白河ユニットは
経宗らによって六波羅邸に担ぎ込まれた二条帝を表しているのだろうか。
二条帝と経宗らが一心同体であることを考えると
二条帝を最初から六波羅邸に配置するのではなく
経宗が平氏側に調略された時点で盤上に配置するのが時系列的には正しいだろう。
このあたりはゲームバランスとの関係を考えながら、後程シナリオ改造も考えてみたい。

平治の乱シナリオは保元の乱シナリオのような
勝利条件の上での明確な時間制限は無いが
平氏側は清盛と後白河の二人の調略能力保有者を有しており
あとは経宗を抱き込めば一方的に調略を行えるので
源氏側は清盛が上洛する前に六波羅邸に籠る平家ユニットを
撃破できるか否かといった展開になりそうである。
posted by 慈覚 at 19:37| 清盛軍記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする