2013年04月19日

PC歴史ゲームとボード歴史ゲームの関係

Avalonhill亡き後、ボードウォーゲーム業界の最大手?と目されるGMT社。
そのGMTのボードウォーゲームのラインナップの特徴の一つは
カードドリブンと呼ばれるカードゲームの要素を取り入れた新型のボードゲームだが
その中の一つ、冷戦を扱ったTWILIGHT STRUGGLEがPCに移植されるようである。
ただ思うにカードドリブンは、
AIにとっては相性が悪い相手なんじゃなかろうか。

DecisionGamesも、SPIの大作War in EuropeなどのPC版を出している。
http://shop.decisiongames.com/SearchResults.asp?Cat=70
Matrix gamesもナポレオニックのEmpire in ArmsなどをPCに移植している。
このような移植版には、シングルプレイ用AIを備えたものとそうでないものがある。

また、郵便プレイのツールから派生した
CyberboardやVasaalといった
ボードゲームをPCでプレイするツールの改良も進んでいる。
日本の住宅事情の強い味方と言えよう。

このようにウォーゲーム界にも、ご多聞にもれずIT化の波が押し寄せており
拙僧は、この変化に比較的順応したゲームライフを送ってきたが
(コアなボードウォーゲーマーにはPCゲームに否定的なヒトも多い)
それでもPC歴史ゲームの進化に行き詰まりを感じた時には
ゲームの魅力の原点を求めてボードウォーゲームを振り返ったものである。

結局面白いPC歴史ゲームを作ろうと思えば
ボードゲームにおける思考ゲームとしての要素を
なんらかの形で包摂することが必要なのではないかと思う。
極端な例で言えば、アサシンクリ−ドには圧倒的な臨場感はあるが
プレイヤーがゲーム内で取り組むべき知的課題を欠いているのだ。
そこがグラフィックでは劣る太閤立志伝5やMount & Bladeに
はるかに及ばない部分なのである。

posted by 慈覚 at 00:30| ボード歴史ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月14日

戊辰戦争のゲーム

1990年頃にSSシリーズというミニゲームシリーズの一作として出ていた
明治維新」というゲームがあるんですが
拙僧が以前にこのゲームを改造しようとした話を書かせていただく。

このゲームの最大の問題点は、bqsfgameさんの指摘の通り
エリア支配に失敗すると
そのエリアのユニットが全滅するという極端な補給ルールである。
拙僧は、以下のような改造を施して何度かプレイしてみた。

・支配に失敗しても、全滅するのは中立藩兵ユニットのみとする
(幕府軍や薩長軍のユニットはそのまま)
・マップのエリア境界を変更し東海と南近畿、山陽と北近畿を隣接させる

結果は多少マシになったものの、そもそもゲーム自体があっさりし過ぎていて
今一つ時代の雰囲気が出てなかったのはいかんともし難かったという記憶がある。

ディープな戊辰戦争と言えば、戊辰戦争の後半部分だけを扱ったゲームですが
同人ゲームジャーナル53号の「戊辰戦争」は
キャラクターユニット満載で面白かった。
戦闘結果が損害型ではなく後退型なので(おそらくシミュレーションとしては正しい)
そのへんは少々ストレスがたまりますが。

戊辰戦争全体を扱ったゲームはそれほど多くはありませんが
ウォーゲーム日本史8号に志士の時代」というのがあって
既に絶版のようですが、評判はいいようです。
もりつちさんのブログなど、いくつかのブログで紹介されています。

そういや、次号のゲームジャーナルはTwilight Struggleシステムの幕末モノらしいですが
キャラゲーが好きな拙僧は、淡白なシステムには今一つ食指が…

拙僧はかつて、太閤立志伝5のイベコンで「維新外伝」なるものを作ったことがある
幕末維新という題材は、PCゲームの方がうまくゲーム化できるような気がする。
どの組織もガバナンスがガタガタだから、あの時代をゲームとしてみた場合
プレイヤーは組織ではなく個人、つまりSLG的ではなくRPG的なのだ
そういう意味ではウォーゲーム日本史の
新選組始末記や志士の時代は、うまく題材を切り取ってるよなあ。
この二つを融合した幕末ゲームを作ったら面白そうだ。

posted by 慈覚 at 15:57| ボード歴史ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月04日

vasaalで将門記 その1

将門記
posted by 慈覚 at 00:07| ボード歴史ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする